梵鐘(鐘楼堂)|茨城県常陸大宮市 満福寺|真言宗

真 言 宗

梵鐘(鐘楼堂)

江戸時代後期、水戸藩第9代藩主・徳川斉昭が大砲鋳造のため、領内の全梵鐘は鋳つぶされたはずだったが、浄因寺(現、満福寺)の鐘は鋳つぶされることなく残った。理由は明らかでないが、その銘から当時としても由緒ある古鐘ということを理解した心ある者たちによって守られた、と考えることができる。
現在はひたちなか市(那珂湊)の華蔵院にさがっていて、県の文化財に指定されている。
現在の満福寺にさがっている梵鐘はその当時の梵鐘と同質同型のものを復元したもの。平成10年6月完成
平成12年6月鐘楼堂完成

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